こちらの記事では、アガベの葉が柔らかくなって「しわしわ・フニャフニャ」になる原因と復活方法について解説しています。
アガベから水分が抜けてひび割れの状態から、元気な姿に戻すやり方をまとめているので参考にして下さい。
アガベの葉が柔い原因と復活方法
しわしわ・フニャフニャになる原因一覧
- 水やり不足
- 虫や病気
- 夏の直射日光
- 冬の冷害
- 根の傷みや腐れ
- 肥料焼け
- 輸入直後のベアルート株
アガベの葉がしわしわ・フニャフニャになって柔くなるのは、主に上記の要素に原因があります。
アガベの元気が無くなる原因や、復活対処方法を下記で解説していきます。
アガベを健康に元気に育てる方法
まずはアガベを育てる育成環境を見直しましょう。
- 日光に1日12時間ほどあてる (夏の直射日光は避ける)
- 水捌けの良い土を使う (1~3日で乾く用土)
- 水やりは鉢底から出るまでたっぷりあげる
- 風通しを良くして蒸らさない
- 気温は20~30℃が元気に育つ
- 5度以下・35度以上の環境は避ける
上記のアガベを育てるコツを守っていれば、大抵の品種は元気に大きく育ちます。
1、水やり不足
水やりで柔くなる原因
アガベの水やり不足によって、葉が柔くなるケースは2パターンあります。
- 単純に水やりの量が足りていない
- 水やりのし過ぎでアガベが根腐れを起こして、水を吸収できていない
水不足は水やりだけでなく、根腐れが原因で水を吸い上げることが出来ずに、葉がしわしわ・フニャフニャに柔くなってしまいます。
アガベに水を上げる時は、鉢底から水が溢れ出るまで水をあげるようにし、品種や生育状況に合わせて水やりの間隔を調整する必要があります。
特に子株のアガベは、保水力が弱いので短期間水をあげていないだけでしわしわになります。
アガベ水やり不足の復活方法
根腐れで水を吸収出来ない場合は、腐った根を選定カットして数日間、乾かした後ふたたび土に植えましょう。
既にシワシワで水が足りていないので心配かと思いますが、腐ったまま植えるより安全で、成長するに連れて新しいムチムチの葉が出てきます。
2、虫や病気
虫による食害や病気
アガベの葉がシワシワ・フニャフニャになるのは、病害虫が付着して病気になっている場合があります。
葉の一部が部分的に黒色・茶色・黄色・白色になっている時は、「炭疽病・カイガラムシ・アザミウマ・アガベマイト」などによって、食害を受けている可能性があります。
アガベ虫や病気の復活方法
アガベによくある病気や付きやすい病害虫は、下記の記事にまとめているので参考にして下さい。
3、夏の直射日光
強光線による葉焼けと散水
夏の直射日光だけでなくLEDライトの当てすぎでも、アガベの葉がしわしわになる原因として挙げられます。
アガベは強い日光が好きですが、日本の夏の直射日光は現地の日光より強いので、長時間当てすぎないようにしましょう。
アガベ夏の直射日光の復活方法
葉焼けした部分は元に戻りませんが、株の成長と共に新葉に押しやられて下に行くので分かりにくくなります。
光によってアガベの葉がしわしわにならないように、株の大きさや品種に合った光量を与えましょう。
▼光の調整が重要
強光線に当てすぎると葉焼けの原因となり、逆に日光不足になると徒長して葉がヒョロヒョロと貧弱に成長することになります。
真夏などの日差しの強い猛暑日は遮光し、真冬などは日光が足りなくなるのでLEDライトなどで、植物の品種やサイズに合った光を当てるように心がけましょう。
4、冬の冷害
低温による凍結
寒冷地方や屋外管理をする際は、冬の気温や凍結に気をつけましょう。
寒さや暑さに強いアガベでも、0℃近くまで温度が下がると葉が縮れてしわしわになってしまいます。
特に、アガベが小さな子株の頃は、寒さへの耐性が無いので葉の状態を確認して、室内へ入れてあげましょう。
アガベ冬の冷害の復活方法
室内でも気温が低い場合は、「植物用ヒーターマット」を敷いて上げると冬場でも休眠させずに成長を促せます。
▼植物ヒーターマット
5、根の傷みや腐れ
植え替え時の傷
アガベを植え替えた後などは、根が痛みやすいので気をつけましょう。
植え替え後に葉がしわしわになって柔くなった場合は、植え替え時に根を傷つけてしまった可能性があるので、数日間断水して腐りが入らないようにしましょう。
アガベ根の傷みや腐れの復活方法
一度傷んだ根の回復は難しいため、茶色く変色している根を一度選定カットしてあげると、根腐れの予防となります。
選定した後のアガベは、2~3日ほど風通しの良い日陰で管理後、土に植えましょう。
6、肥料焼け
肥料過多による腐り
アガベを速く大きく育てたいがために、肥料を大量にあげていると、肥料焼けを起こしてシワシワになってしまいます。
本来ならば人口肥料が全くない土地で生きており、アガベは肥料を必要としていないので、肥料を入れても少量にしておきましょう。
アガベ肥料焼けの復活方法
肥料焼けが進行すると、株全体がドロっとして溶けてしまうので、肥料を入れすぎたと心当たりがある場合は、一度土から抜いて3~5日ほど風通しの良い日陰で管理しましょう。
根が腐っていた場合はカットし、根が元気な場合は肥料無しの土に植え替えてみましょう。
この際に注意するポイントとしては、水をあげると肥料焼けが株全体に行き渡ってしまうので、断水して生育を止めましょう。
7、輸入直後のベアルート株
ベアルート株の復活方法
輸入直後や、メルカリ・ヤフオクなどのフリマサイトで購入した後は、「ベアルート株(根がむき出しになっている状態)」で送られて、葉がシワシワになっている事が多いです。
ベアルート株は、土に植える前に殺菌消毒をするのが良いので、殺菌剤を希釈した水にドブ漬けしましょう。
殺菌・殺虫と同時に、多少の水分を与えることができます。
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