【観葉植物】多肉植物の白い粉の役割・白いものは何のためにあるのか解説【サボテン・アガベ】

こちらの記事では、観葉植物(多肉植物)に付いている白い粉(白いもの)の役割についてまとめています。

多肉植物の中には、おしろいを振りかけたような白い粉を葉につける植物が多数あり、「この白い粉って何?」「白い粉を触って取れたけど大丈夫?」などの疑問についても解説しています。

白い粉については、病気などの可能性もあるため、観葉植物の病気が気になる方は下記の記事をご覧ください。

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多肉植物の白い粉って何?

蝋物質の果糖「ブルーム(トリコーム)」

多肉植物に付いている白い粉の正体は、植物自身が作り出している蝋(ろう)物質の結晶で、果糖「ブルーム(トリコーム)」と言います。

このブルーム(トリコーム)は多肉植物に限らず、身近の食べ物「リンゴ・キュウリ」などにも存在します。

ですが、消費者にとって白い粉は「農薬」として勘違いされることがあるため、口にする食べ物は品種改良によってブルーム(トリコーム)が出にくい品種に変えられています。

 


白い粉「ブルーム(トリコーム)」は何のためにあるの?

白い粉の「ブルーム(トリコーム)」は、強い直射日光から葉を守るためや、葉から水分が蒸発しにくくするためにあります。

多くの観葉植物・多肉植物は海外が原産地なので、強力な日差しに適応して体を守るために進化してきたのでしょう。

 

白い粉「ブルーム(トリコーム)」は触っても大丈夫?

白い粉の「ブルーム(トリコーム)」自体は、人間に害はありませんが、多肉植物とって体を守るためにあるので触らないほうが良いです。

もしブルーム(トリコーム)を取ってしまったら、暫くは遮光して水やりを普段より多めにすると良いでしょう。

 

白い粉「ブルーム(トリコーム)」取れたら復活する?

白い粉の「ブルーム(トリコーム)」は、直射日光に当てて育てることで、1~2か月ほどで新たなブルーム(トリコーム)が出てきます。

復活するとはいえ、触らないに越したことはないので注意しましょう。

 

水やりしたときに水玉ができた

白い粉の「ブルーム(トリコーム)」は水を弾く性質があります。

そのため、多肉植物の真上から水やりをすると、葉と葉の間や茎の隙間に水玉ができてしまいます。

▼水やりの時間に注意

ブルーム(トリコーム)で弾かれた水玉をそのままにしてしまうと、レンズ効果によって葉焼けしたり、病気の原因になったりします。

そのため、多肉植物に水やりをする場合は、用土のみに与えるようにするのがおすすめです。

▼エアダスターで水を飛ばす

もし水玉ができたときや水分が残っている時は、エアダスターやブロアーなどで水分を吹き飛ばしてあげましょう。

エアダスターを使う場合は、ガス不使用のものを使用し、電動式だと何度でも使用できるので節約にも繋がり便利です。

 


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