【アガベ】Agaveの増やし方(育て方)一覧まとめ|胴切りや葉挿し・子株の株分けで増やす方法【リュウゼツラン・観葉植物・多肉植物】

こちらの記事では、アガベの増やし方(育て方)についてまとめています。

人気の高いアガベチタノタなどは「胴切り・縦割り・葉挿し」などで子株を吹かせて増やすことができるので、増やすやり方の手順について知りたい方はぜひ参考にして下さい。

アガベの増やし方一覧

種まきで増やす方法

種まきはご存知の通り、種を撒いて発芽させて増やす一般的な方法です。

ですが、アガベは「一生に一度しか花が咲かない」と言われているほど受粉させるのが難しいので、希少品種の種は手に入りにくいのが難点です。

アガベの種まき方法は、下記の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。

 


葉挿しで増やす方法

アガベは葉挿しで増やすことができますが、確率としては5%程と発芽率が低く難しいのでおすすめしません。

アガベを葉挿しする場合は「葉を取る時の成長点の範囲」「水やり」「発根管理」などを念入りに行う必要があるため、初心者の方は「病気や葉焼け」以外で故意に葉を落とさないほうが良いでしょう。

 

株分けで増やす方法

アガベは株分けで増やす方法が一般的です。

株分けで増やす方法は、園芸初心者の方でも簡単にできるだけでなく、強制的に子株を吹かせる手法があるので効率よく増やしたい方におすすめです。

株分けをする前の、子株を吹かせる方法は下記で解説していきます。

 


アガベの子株を吹かせる方法

子株を吹かせるやり方一覧

  1. アガベの成長による子吹き
  2. アガベの胴切り
  3. アガベの縦割り

アガベは、上記の成長による子吹きや、胴切り・縦割りなどの強制的に吹かせる方法があります。

 

1、アガベの成長による子吹き

アガベは、葉が10枚前後になると元気な株であれば、親株の根元から子株が毎年のように生えてきます

アガベの植え替えをする時など親株から外して増やすことができるので、アガベに負担をかけない一番自然な増やし方です。

 

2、アガベの胴切り

アガベの胴切りは、その名の通り「成長点を上下に切る」方法で、切った成長点からは複数の子株が生えてきます。

胴切りをする株は、葉数が10枚程度かつ、しっかりと根を張っていると安定して成功しやすく、胴切りをする際は下葉に2~3枚程度残しておくと良いでしょう。

▼成長点とは?

成長点とは、アガベの葉が展開する中央部分にあたり、成長点が傷つけられると生存本能によって子株を吹く習性があります。

▼胴切りした後の上部分

アガベを胴切りした後の上部は、葉数が多ければ再び成長点から根を生やします。

雑菌が入らないよう根を乾かした後は、発根管理をすることで再び親株として生かすことができます。

▶発根促進剤一覧 ▶発根管理方法

 

3、アガベの縦割り

アガベの縦割り(縦切り)は、その名の通り「成長点を上から真っ二つに切る」方法で、切った成長点からは複数の子株が生えてきます。

胴切りと大きく違う点は、親株が観賞や販売用として使えなくなる点です。

▼胴切りより子株を吹く可能性がある

縦割りのメリットとしては、胴切りより成長点の面積が多いので、そのぶん胴切りより子株が吹きやすくなります

また、成長点が土に接しているので、根を生やし始めると一気に子株の成長が早くなりやすいです。

 

子株取り外しのポイントと注意点

子株の取り外しは5cmを目安にする

アガベの子株を親株外す場合は、葉が5cmほどになって取り外すのがおすすめです。

子株が小さすぎると、根や葉の葉緑素が発達しておらず親株から取り外すと枯れてしまうことがあるので注意しましょう。

 

子株の取り外し方

子株は少し力を入れて左右に倒したり、回転させると親株から外れます。

もしハサミやカッターなどで切り離す場合は、事前に殺菌消毒をして行いましょう。

 


子株を外した後にやること

アガベの子株を親株から外した後は、絶対に患部へ水が濡れないようにしましょう。

また、切り離した部分がしっかり乾燥するまでは半日陰で管理するのがおすすめで、もし雑菌混入が心配な方は、上記で紹介している粉状の殺菌剤を付けておきましょう。

半日から1日乾燥させた後は、土に植えて1週間前後開けてから水やりをしましょう。

 

株分けする最適な時期

アガベの株分けする時期は、植え替えに最適な4月から6月がベストで、次いで9月から10月がおすすめです。

植え替えや株分けをした後は、アガベが弱りやすいので暑い時季や寒い時期を避けるようにしましょう。

 

関連記事


関連記事

関連記事
▶栽培道具一覧 ▶観葉植物の増やし方6選
▶おすすめLEDライト15選 ▶観葉植物の照度目安
▶固形肥料・液体肥料 ▶おすすめ活力剤
▶肥料と活力剤の違い ▶おすすめ発根促進剤 
▶殺菌剤・殺虫剤 ▶用土・堆肥・水苔
▶夏場の植物管理方法 ▶冬場の植物管理方法
▶サーキュレーター ▶越冬に必要な道具
▶観葉植物で儲ける方法 ▶観葉植物で儲ける方法(限定)
▶個人輸入海外ショップ ▶梱包と発送方法 

 

アガベの関連記事

関連記事
▶アガベの育て方 ▶アガベの増やし方一覧
▶人気品種一覧 ▶高級品種一覧
▶ブツブツ系アガベ一覧 ▶発根管理のやり方
▶種まき方法 ▶胴切り・縦割り方法
▶鋸歯の種類や部位名称 ▶鋸歯を大きく育てる方法
▶オバケとは? ▶アガベのシワ対策
▶白い粉(トリコーム)の役割 ▶メリクロンとは?
病気・害虫対策・その他
▶アガベの病気一覧 ▶炭疽病の原因と治療
▶根腐れの対処方法 ▶葉が赤くなる原因

 


人気アガベの育て方・管理方法

チタノタ
▶ 白鯨
(福建白鯨)
▶黒鯨
▶金鯨 ▶狼人
▶姫厳竜(ドワーフ)  ▶夕映厳竜(ソーラーエクリプス)
▶鬼爪雪峰
(皮卡丘・ピカチュウ)
▶レッドキャットウィーズル
(赤猫・ゴリ猫・地獄猫)
▶シーザー
(凱撒)
 ▶スナグルトゥース
(暴牙)
▶チタノタブルー ▶ブラックアンドブルー
(BB)
▶ブラックダイヤモンド
(BB錦) 
▶ブラックファイヤー
(黒炎・黒火焔)
▶悪魔くん・バケモノ
(スーパーチタノタ)
▶ハデス
(恐竜歯牙・黒帝斯)
▶魔丸  ▶皇冠
(クラウン)
▶阿修羅 ▶鳳凰
(フェニックス)
▶南アフリカダイヤモンド
(SAD)
▶ジャガーノート
(破壊神)
▶ナンバーワン(農大No,1) ▶ホワイトアイス
(スムースエッジ)
▶フィリグリー ▶オテロイ(旧FO-076)
▶ピーコッキー ▶金蟾(金蟾王)
▶麻花龍 ▶痘痘龍(豆豆龍)
▶星空 ▶流星
▶冰雹
▶鰐亀
ポタトラム
▶吉祥冠 ▶王妃雷神
ビクトリアレジーナ
▶笹の雪一覧
(姫笹の雪)
▶氷山
(笹の雪白覆輪斑)
ピグマエア
▶ドラゴントゥース ▶ドラゴンスケイル
▶ドラド
(ドラゴントゥース錦)
 
フィリフェラ
▶乱れ雪 ▶ピンキー
(王妃笹の雪A型白覆輪斑)
 
パルビフローラ
▶姫乱れ雪  
ユタエンシス
▶エボリスピナ
(皇冠・青磁炉)
 
アルボピロサ
▶アルボピロサ   
ホリダ
▶ホリダ  
パリー
▶パリー
(吉祥天)
▶トランカータ
▶ライムストリーク
(パリー トランカータ錦)
 
ニッケルシー
▶ニッケルシー
(笹吹雪)
 
ストリクタ
▶ストリクタ ナナ  

 

高級品種アガベ一覧

希少価値の高い高級品種をまとめています。

 

管理人の植物販売

管理人の植物ページを開設しました。

安心の高い「Stores」を使って販売しているので、ぜひご覧ください。

 

アガベ育成記録

▶白鯨・金鯨?
(2023年7月13日~)
▶B&B
(2023年8月9日~)
▶ピンキー
(2023年8月19日~)
▶インフェルノ(陽炎ハデス)
(2023年9月17日~)
▶ブラックダイヤモンド
(2023年10月15日~)
▶黒鯨
(2023年10月13日~)
▶悪魔くん
(2023年10月21日~)
▶鳳凰(フェニックス)
(2023年11月26日~)
▶SAD
(2023年10月28日~)
▶ドラド
(2023年11月10日~)
▶魔丸
(2024年2月9日~)
▶スナグルトゥース(モンスト)
(2024年2月10日~)
▶シーザー2株
(2024年2月11日~)
▶金蟾 (金蟾王)
(2024年2月23日~)
▶阿修羅
(2024年2月23日~)
▶皇冠(クラウン)
(2024年2月23日~)
▶黒獄 (長棘ハデス)
(2024年3月5日~)
▶ジャガーノート
(2024年3月???日~)

 

種まき・播種記録

アガベ
▶エボリスピナ  
サボテン
▶黒王丸 ▶花籠

 

詐欺サイト・フリマ報告

関連記事
▶悪徳サイトの特徴・対処方法
▶悪質販売者報告 ▶悪質購入者報告
▶購入前の注意ポイント ▶本物か偽物の見分け依頼【New】

 

観葉植物TOPに戻る

関連記事
▶サボテンTOP ▶アガベTOP
▶ビカクシダTOP ーーー

 




PR記事一覧

アガベ記事一覧の最新記事8件

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロックを検出しました!

ブラウザの拡張機能を使用して広告をブロックしていることが検出されました。

ブラウザの広告ブロッカーなどの機能を無効にして「更新」をクリックして下さい。