こちらの記事では、観葉植物を元気に育てる際のおすすめ植物育成ライトを紹介しています。
LEDライトの種類やタイプ毎の選び方、照明の周辺器具や自動点灯器具などをまとめているので参考にしてください。
観葉植物育成ライトの選び方
高出力LEDライト
「高出力LED」は名前の通り、ハイパワーな光が出せるタイプで、植物は光量が足りないと植物がうまく育たない場合があります。
高出力LEDライトは、育てる植物に応じて適切な光量を選択できるのがポイントです。
小さな植物を卓上や、棚の上で育成する場合は必要ありませんが、育てる植物のサイズが大きい時や室内の隅々まで光を届けたい場合におすすめです。
フルスペクトルLEDライト
「フルスペクトルLED」は「白・赤・青・オレンジ・UV・IR」など、さまざまな波長の光を採用しており、太陽光に近い光が出せるのが特徴です。
人工光としては、植物に必要な光を広くカバーしているので、植物の成長だけでなく発芽や開花などでも使うことが出来ます。
調光機能付きLEDライト
「調光機能LED」は、光の色が調節できるタイプの植物育成ライトで、植物に適した光をメインに照射できます。
フルスペクトル同様に、太陽光に含まれているさまざまな波長の光を再現できるため、発芽から結実、収穫までに必要な光を効率よく与えられます。
育成ライトの設置方法の選び方
吊り下げタイプ
「吊り下げタイプ」は、天井から吊り下げたり、下記で紹介しているダクトレールからぶら下げて広い範囲に光を照射できます。
ほぼ均一に光の照射が可能かつ角度調節が可能なので、照射範囲が狭いLED照明のデメリットを補いやすい点がメリットです。
ですが、高さが必要となってくるため、観葉植物の上にある程度のスペースが必要です。
クリップタイプ
「クリップタイプ」の植物育成ライトは、机の端をクリップで挟んで簡単に設置できる点がメリットです。
設置には工具など必要なく、デスクやラックがあれば周辺家具に取り付けやすいですが、周囲に挟める場所がない場合は、設置できないというデメリットがあります。
アームタイプ
「アームタイプ」は、自由にアームを動かせて植物育成ライトを搭載しているタイプで、光を照射する位置を細かく調節できます。
アームの長さは数10cm程度の製品が多いので、机の上など小さい植物の育成におすすめです。
スタンドタイプ
「スタンドタイプ」は、スタンドの先に植物育成ライトを搭載したタイプで、背の高い観葉植物の横に並べて設置する時におすすめです。
スタンドタイプの植物育成ライトは、おしゃれなデザインが多くインテリアや部屋とマッチしやすい点がメリットです。
おすすめの観葉植物育成ライト一覧
NEO AMATERAS LED 20W
▼NEO AMATERASのスペック
詳細情報 | |
メーカー | BARREL |
定格電力(ワット数) | 20W |
照度(照射距離40cm) | 18050lux |
色温度 | 約5900K |
製品サイズ | 全長14cm 外形:12cm |
重量 | 295g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | 30,000時間 |
「NEO AMATERAS LED 20W (ネオ アマテラス)」は、多くの観葉植物を育てている方が使っている人気の高いLEDライトです。
20Wという高出力で、太陽光に最も近い光量を出すことができ、多肉植物や塊根植物などを元気に育てることができます。
かく言う筆者も、室内管理している「アガベ・サボテン・塊根植物」にアマテラスLEDライトを使っています。
▼BARREL AMATERASから変更
ネオアマテラスは、以前まではバレルアマテラスでしたが、リニューアルでバージョンアップ変更されました。
旧モデルと違う点は、「放熱フィンから連続するラインを樹脂部分に追加」「蓋を石調のデザインに変更」「耐久性の高いパーツを使用」となっております。
NEO TSUKUYOMI 20W
▼NEO TSUKUYOMIのスペック
詳細情報 | |
メーカー | BARREL |
定格電力(ワット数) | 20W |
照度(照射距離40cm) | 21690lux |
色温度 | 約4000K ~5000K |
製品サイズ | 全長14cm 外形:12cm |
重量 | 350g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | 20,000時間 |
「NEO TSUKUYOMI LED 20W (ネオ ツクヨミ)」も、アマテラス同様に人気のあるLEDライトです。
ツクヨミがアマテラスと違う点は、照度が3000ルクスほど強くなり重量が増加しています。
そして、規定寿命が20,000時間とアマテラスより10,000時間短いので、リッチな方向けのLEDライトです。
BRIM SOL 24W
▼BRIM SOLのスペック
詳細情報 | |
メーカー | BRIM |
定格電力(ワット数) | 24W |
照度(照射距離40cm) | 43500lux |
色温度 | 5800K |
製品サイズ | 全長14cm 外形:12cm |
重量 | 360g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | 30000時間 |
「BRIM SOL 24W (ブリム ソル)」は、アマテラスやツクヨミは高くて手だ出せないという方におすすめでリーズナブルな価格です。
照度も強く寿命も長いので、ブランドにこだわらないという方に人気のLEDライトですが、ワット数が多いため僅かに電気代が高くなる可能性があります。
BRIM LUNA 24W
▼BRIM LUNAのスペック
詳細情報 | |
メーカー | BRIM |
定格電力(ワット数) | 24W |
照度(照射距離40cm) | 43500lux |
色温度 | 5800K |
製品サイズ | 全長14cm 外形:12cm |
重量 | 360g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | 30000時間 |
「BRIM LUNA 24W (ブリム ルナ)」は、「BRIM SOL 24W (ブリム ソル)」の白色デザインで作られており性能面では同じです。
部屋の基調に合わせて黒色のソルか白色のルナで使い分けると良いでしょう。
HaruDesign GL-A 6K
▼HaruDesign GL-A 6Kのスペック
詳細情報 | |
メーカー | HaruDesign |
定格電力(ワット数) | 22W |
照度(照射距離40cm) | 43429lux |
色温度 | 5800K |
製品サイズ | 全長12.5cm 外形:9cm |
重量 | 380g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | ???時間 |
「HaruDesign GL-A 6K (ハルデザイン)」は、価格が3,000円台にも関わらず、上記のおすすめLEDライトと遜色のない照度を出すことができます。
ですが規定寿命が不明なため、心配な方は有名ブランドのアマテラスやツクヨミ、ソルなどを使うのが無難でしょう。
GREENSINDOOR 400W
▼GREENSINDOOR 400Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | GREENSINDOOR |
定格電力(ワット数) | 400W |
照度(照射距離30cm) | 11750lux |
色温度 | 約450~660nm、5000K |
製品サイズ | 全長30cm×30cm 厚さ7cm |
重量 | 450g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「GREENSINDOOR 400W」は、フルスペクトルタイプのパネル型植物成長ライトです。
スペクトルには、460~465nm、620~740nm、6000~6500k のバンドが含まれており、植物の成長を促進する効果があります。
パネル型のLEDライトなので、株がたくさんあり広範囲に光を届けたい方におすすめです。
Hipargero HG800
▼Hipargero HG800のスペック
詳細情報 | |
メーカー | Hipargero |
定格電力(ワット数) | 240W |
照度(照射距離30cm) | 73300lux |
色温度 | 約380~730nm、3000K×4 |
製品サイズ | 全長30cm×24cm 厚さ7cm |
重量 | 2800g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「Hipargero HG800」は、380~730nmと広範囲の観葉植物に適する成長光を出せるパネル型植物成長ライトです。
照度や色温度も3000K×4と破格の性能をしている分、価格は上がりますが非常に優秀なLEDライトなので、金銭面に余裕のある方は是非こちらを検討してみて下さい。
また、光の種類や色などを調整できるスイッチがあるため、子苗から大株まで適した光合成をさせることが可能です。
【プロ版】LED植物育成ライト 1500W
▼LED植物育成ライト 1500Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Tledtech |
定格電力(ワット数) | 1500W |
消費電力 | 150W |
色温度 | 約380~800nm |
製品サイズ | 全長31cm×21cm 厚さ5cm |
重量 | 1600g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「【プロ版】LED植物育成ライト 1000W」は、150個の高輝度デュアルチップLEDを採用しており、太陽光の代わりに日光不足を解決してくれます。
380nmから800nmの波長を照射できるので、植物の生育状況や種類に応じて、植物の各成長段階に必要な光を与えることができます。
内蔵の赤外線IRと紫外線によって、植物細胞を促進するだけでなく殺菌をすることができます。
Aokson 植物育成ライト 2000W
▼Aokson 2000Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Aokyoung |
定格電力(ワット数) | 2000W |
消費電力 | 200W |
色温度 | 約380~760nm |
製品サイズ | 全長60cm×24cm 厚さ6cm |
重量 | 4000g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「Aokson 植物育成ライト 2000W」は、468個のハイパワーLED ビーズを搭載しており、太陽光に似た自然光 (3000K、5000K、660nm、IR 760nm) を生成してくれます。
なにより横幅が60cmもあるので、上記で紹介したパネル型を2枚並べるより、こちらを1枚使ったほうが電気代など安上がりに済ませられます。
GREENSINDOOR LEDパネル400W
▼GREENSINDOOR 400Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | GREENSINDOOR |
定格電力(ワット数) | 400W |
消費電力 | 40W |
色温度 | 約450~660nm、6500k |
製品サイズ | 全長30cm×30cm 厚さ0.8cm |
重量 | 600g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「GREENSINDOOR LEDパネル400W」の特徴としては、赤や紫色の光を発するため室内栽培の場合、オシャレに見せることができる点です。
光量なども特別強いわけではないので、強光を必要としない品種や子苗などの育成におすすめのLEDライトです。
また、商品の厚さが0.8mm程とかなり薄型なので、ゴツい見た目になるのが嫌な方にピッタリです。
Derlights 100W
▼Derlights 100Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Derlights |
定格電力(ワット数) | 100W |
消費電力 | 19W |
製品サイズ | 全長17.5cm×7cm |
「Derlights 100W」は、230個の暖色チップ380nm~780nmと、補助LEDライト30個の赤色630nm~660nmを照射できます。
合計260個のLEDライトと、照射角140度で明るく植物を照らしてくれます。
また、自動でオンオフするタイマー機能があり、9時間/12時間/15時間で調節できるので操作する手間などを省けます。
クリップオンLED植物育成ライト
▼クリップオンLED植物育成ライトのスペック
詳細情報 | |
メーカー | ZHIZHENZHUOY |
定格電力(ワット数) | 25W×3 |
「クリップオンLED植物育成ライト」の特徴は、1日の点灯時間を「3時間/6時間/12時間」で自動管理することが出来る点です。
また、個別にオンオフ制御が可能なライトバーが3つあるため、植物のニーズに合わせてLEDライトの明るさを調整できます。
クランプは滑り止めが付いており、360度調整可能なので好きな角度から植物を照射できるメリットがあります。
LED植物育成ライト110W
▼LED植物育成ライト110Wのスペック
詳細情報 | |
メーカー | YTA |
定格電力(ワット数) | 55W×2 |
規定寿命 | 5000時間 |
「LED植物育成ライト110W」は、288個のLEDライトを組み合わせており、380~800nmの波長を照射できます。
2ヘッドなので、絡み合うのを避けつつ合計110Wの光量を出せるので、シンプルかつ高輝度を出したい方におすすめです。
光量は6段階調整できるので、植物の大きさや品種に合わせて変えることができます。
三脚スタンド付き4ヘッドLEDライト
▼三脚スタンド付き4ヘッドのスペック
詳細情報 | |
メーカー | ZHIZHENZHUOY |
定格電力(ワット数) | 80W |
規定寿命 |
30000時間 |
「三脚スタンド付き4ヘッドLEDライト」は、フルスペクトルのプラントライトを38〜120cmまで調整可能です。
自動オンオフタイマーと9段階の明るさ調整が出来るので、毎日手動操作無しで使うことが出来ます。
スタンドタイプなので、温室、暗室、オフィスなどの幅広い用途で使えます。
JCBritw スタンド付きLEDライト
▼JCBritw スタンド付きLEDライトのスペック
詳細情報 | |
メーカー | AspireTek |
定格電力(ワット数) | 200W |
規定寿命 |
30000時間 |
「JCBritw スタンド付きLEDライト」は、200ワットHPS/MHライトと同じ出力を提供するように設計されていますが、消費電力はわずか60W±5Wです。
スタンドの高さは25cm~51cmまで調整でき、スタンドのベースは丈夫で平らなので、ポットをベースに置いてスペースを節約することができます。
スタンドタイプとして使えますが、吊り下げ式としても使うことが出来る便利なLEDライトです。
怪獣フレア301 パネルLED
▼怪獣フレア301 パネルLEDのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Kaiju Plant |
定格電力(ワット数) | 120W |
色温度 | 4400K |
製品サイズ | 全長30cm×30cm 厚さ5cm |
重量 | 2100g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「怪獣フレア301」は、アガベ・サボテン・ビカクシダ・塊根植物の育成に特化した植物育成ライトで、紫外線から赤外線まで網羅したフルスペクトル仕様となっており、植物が元気に育ちます。
怪獣フレア301は調光式のため、大株や子株に合わせて出力を調整することが可能で、お部屋のレイアウトにも合わせられるLEDライトです。
また、全面防水仕様となっているので、水をこぼしてしまっても漏電や感電するリスクを減らすことができます。
怪獣フレアevo パネルLED
▼怪獣フレアevo パネルLEDのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Kaiju Plant |
定格電力(ワット数) | 150W |
色温度 | 5600K |
製品サイズ | 全長30cm×30cm 厚さ7.5cm |
重量 | 2800g |
規定寿命 | 50,000時間 |
「怪獣フレアevo」は、「怪獣フレア301」の上位互換モデルです。
出力光量なども従来の製品より上がっており、大株の育成や広範囲に照射したい際におすすめです。
怪獣ビームHIGH
▼怪獣ビームHIGHのスペック
詳細情報 | |
メーカー | Kaiju Plant |
定格電力(ワット数) | 25W |
色温度 | 5900K |
製品サイズ | 全長9.5cm 外形12cm |
重量 | 150g |
口金(電球ベース) | E26 |
規定寿命 | 50,000時間 |
「怪獣ビームHIGH」は、上記と同じメーカー「Kaiju Plant」の商品です。
集光や拡散を切り替えることができる「ディフューザー」機能があり、1ポイントで光を当てたり広範囲に光を当てたりと、様々な植物に合わせて使うことができます。
LEDライト(照明器具)に必要な備品
ダクトレールライト E26口金
上記で紹介した「AMATERAS (アマテラス)」や「TSUKUYOMI (ツクヨミ)」を使う際は、通電させるE26サイズの照明器具が必要です。
フレキシブルアーム E26口金
上記のダクトレールライトを長くしたい場合は「フレキシブルアーム E26口金」を使って、長さを延長しましょう。
電球ソケット e26
紐状のソケットを使いたい場合は、上記の中間スイッチ付きのE26電球ソケットがおすすめです。
ダクトレール
上記の「ダクトレールライト E26口金」と同じメーカーが出しているダクトレールなので、サイズなどもピッタリに使えます。
長さは0.5mもあるので、栽培環境に合わせて購入しましょう。
LEDライトの便利な道具
防眩シェード・集光ミラーパネル
上記で紹介したLEDメーカー「Kaiju Plant」が出している商品です。
LEDライトを使っていると光が眩しくて煩わしかったり、子供やペットなどがいる家庭ではあまり光を見せたくない方におすすめです。
表面は黒色でオシャレに見せることができ、裏面(植物やLEDライト側)はミラー加工されており光を反射させることができるので、無駄なく光合成を促せます。
▼風の逃げ道を減らせる
観葉植物を育てている場合は、サーキュレーターを回していることが多いかと思います。
その際に、シェードが風を発散させることなくラック全体に風を行き渡らせることが可能です。
寸法は、横30cm・高さが9cmと18cmで選べるので、植物棚のサイズに合わせて使うことができます。
ミラーシール
所持している植物の量が多い場合は、紙質で鏡のようになっている反射板を使うと良いでしょう。
こちらも上記通り、光の拡散を防いで光量を上げることができるのでおすすめです。
照度計
植物育成ライトによって強弱は様々なので、植物の種類に合った光量を当ててあげるのが重要です。
そのため、最大20万ルクスまで計測可能な照度計を持っておくと、植物を早く大きく育てられます。
結束バンド
吊り下げタイプの育成LEDライトを使う際は、結束バンドが必要になるケースが出てきます。
結束バンドを選ぶ時のポイントとしては、劣化によってちぎれてLEDライトが落下しないように耐久性の高いものを選びましょう。
コンセントデジタルタイマー
観葉植物を育成する際は、コンセントデジタルタイマーがあると便利です。
指定時間に点灯と消灯を行い、毎日または曜日ごとに自動でスイッチを入・切りしてくれます。
スマートプラグ
スマートプラグはスマートフォンのアプリで電源のオンオフを設定することができます。
決まった時間や曜日の何時何分に、ライトを付けたり消したりすることが出来るので外出時などの管理に便利です。
防水延長コード
植物育成ライトを使う際は、延長コードが必要になってくることが多いです。
観葉植物には水が隣り合わせなので、防水タイプの商品を選ぶと火災の対策となるので、必ず防水機能が付いている物を選びましょう。
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