こちらの記事では、サボテンのかかりやすい病気や病害虫をまとめています。
被害にあった株の症状や、よくある病気の対策方法についてまとめているので参考にして下さい。
サボテンの病気や害虫
黒斑病・すす病・黒腐れ病
「黒斑病・すす病・黒腐れ病」は、地方や人によって呼び方が変わっていますが、同種の病気でカビによって症状が発生します。
多くの植物に現れる病気ですが、主に柱サボテンがかかりやすく、最初は黒い斑点ですが徐々に全体に広がる特徴があります。
すす病や黒斑病になる原因は、カイガラムシやアブラムシなどの害虫が出す排泄物や分泌物がカビ菌となります。
症状が進行すると、光合成ができなくなり最終的に枯れてしまいます。
▼カイガラムシの対策・駆除方法
- ブラシで擦り落とす
- 希釈した薬剤に30分ほど浸す
- 病気になった部分を切除する
カイガラムシは白い綿みたいな見た目をしていますが、殻を被っているのでスプレー薬剤が聞きにくい点が厄介です。
カイガラムシを駆除するには、歯ブラシで擦り落とす方法や、殺虫剤を薄めてドブ漬け(株全体を水に入れる)する方法がおすすめです。
▼ベニカX粒状
うどんこ病
「うどんこ病」は、生きている植物のみに繁殖するカビの一種で、名前の通り小麦粉やうどんの粉をまぶしたような白い斑点が現れるのが特徴です。
うどんこ病は伝染性の病気で、水やりの飛散や風で飛ばされて周囲の株に広がります。
最初は白い粉状ですが、徐々に黄色くなり、そのまま放置すると枯れてしまいます。
▼うどんこ病の対策・駆除方法
- 殺菌スプレーで駆除する
- 希釈した薬剤に30分ほど浸す
- 病気になった部分を切除する
うどんこ病は、スプレー薬剤で殺虫したり薄めた薬剤にドブ漬けするのがおすすめです。
▼ベニカX
ハダニ(赤色の斑点)
「ハダニ」は1mm以下の小さなクモで、サボテンの葉から養分を吸汁します。
株に付くと赤色の斑点に見え、吸われた部分が白い斑点となります。
ハダニが付いたからといって、すぐに植物が枯れるわけではないですが、長期間放置するとハダニは葉の影響を吸汁し、ので、観葉植物の見栄えが悪くなってしまいます。
根腐れ
根腐れは病気ではないですが、根腐れが原因で変色して腐ったり枯れるケースが多いので、根腐れしないように管理しましょう。
「サボテン・サボテン・塊根植物」などは、幹や葉の中に水分を溜め込むので、しっかりと風通しを良くしないと、すぐに根腐れしてしまうのでサーキュレーターや扇風機は必要な道具です。
▼サーキュレーター
観葉植物が根腐れを起こして、枯れる原因となるのが風通しの悪さです。
▼風通しの重要性
風が無いのは、人間に例えると真夏に押し入れの中に閉じ込められて、たまに水をかけられてカビの生える温床で過ごすようなものです。
究極の例を言えば、鉢の中を全て軽石の大粒にして鉢の横から風が入るのであれば、夏だろうが冬だろうが毎日水やりをしても根腐れすることはありません。
葉焼け
葉焼けも病気や害虫ではないですが、最初は白いかさぶたのように変色して徐々に茶色になるので、よく間違われやすいので記載しておきます。
葉焼けを起こしやすいのは、特に季節の変わり目などになりやすく、葉の中に水分が少ない状態で強い日差しに当たると葉焼けすることがあります。
その他にも、室内管理からいきなり屋外管理にした際の、急激な環境変化に耐えられなかった時になります。
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