こちらの記事では、サボテン「花籠(Aztekium ritteri)」の種まき・育成記録についてまとめています。
播種のやり方や育てる方法など分からない方、育てるポイントや発芽しないときの対処方法が知りたい方は参考にしてください、
※2023年8月3日に播種して、観察していきます。
サボテンの「花籠」とは?
ワシントン条約の絶滅危惧種
花籠とは、ワシントン条約に定められている絶滅危惧種のサボテンです。
輸入することが禁じられているので、現在国内で流通しているのは実生からのクローンが出回っており、珍しい品種ほど大きく育てた時の達成感は大きいですよね。
種まきをする時に必要な道具
花籠の種まき・育成記録
2023年8月3日に種まき
2023年8月3日に「花籠」の種子を入手しましたので、種まき前の殺菌消毒などの下準備をしていきます。
花籠の種子は、ゴマの1/4ぐらいの大きさでとても小さいため、風などで飛ばされないように注意が必要です。
種子が小さいので殺菌剤に付けれない
種まきをする前には殺菌剤に付けて消毒をした方が良いのですが、花籠の種子は小さすぎるため種子そのものを殺菌するのは諦めて、用土を殺菌していきます。
通常の種まきは「ベンレート」や「ダコニール」を水で薄めて、1日ほど付けておくのをおすすめします。
▼殺菌剤 (ベンレート)
▼殺菌剤 (ダコニール)
育苗ポットに播種
育苗ポットに土を入れた後は、熱湯をかけて土内の細菌を死滅させます。
その後、常温の水をかけて冷ました後に、右から二番目の列に花籠の種をまいていきました。
左二列は「アガベ エボリスピナ」、右一列は「サボテン 黒王丸」の種子をまいて、成長記録を取っているので下記の記事をご覧ください。
▶エボリスピナの種まき | ▶黒王丸の種まき |
花籠の種まきから2週間後
花籠の種を撒いてから約2週間経つと、0.05mmほどの大きさに成長しました。
種を100粒ほど撒いたのですが、10粒しか発芽しませんでした。
この中から、更に生き残れるのが厳選されるのですが、全部元気に成長してほしいですね。
▼種まきポットの置き場所
種まきポットは室内の窓際で管理して、おおよその気温が25℃ぐらいです。
7月下旬ごろにも花籠の種まきをして、外で管理していたのですが暑さによって全滅してしまいました。
その反省を活かして、今度はクーラーの効いた部屋で管理しており、気温も丁度いいのか元気に発芽してくれました。
花籠の種まき・育成管理状況
- 霧吹き:2日に1回
- 光量:LEDライトで24時間照射
- 受け皿の水交換:3日に1回
2023年11月15日追記
花籠の種まきをして3ヶ月ほど経ち、土は苔などが生えてきてますが元気に育ってきています。
ですが、殺菌剤に浸けれなかったせいか、一部カビが生えたり苔の量が多くなってきたのでピンセットで取り除き作業を行いました。
100粒巻いたのですが、生き残りに見えるのは上記5粒程で、1つが1mm程度に成長しました。
やはり、同時期に撒いた「黒王丸」より成長速度が遅いですね。
※随時更新していきます。
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